webデザイナーがきついと感じたら一度考えて欲しい4つの事
ウェブデザイナーをやめようと思ったら考えてほしいことの一つとして、そもそもなぜwebデザイナーになったかを思い出すことです。
いわゆる、初心を忘れるべからずといわれているもので、昔からある言葉になりますが極めて大事なものです。もし、きついと感じていやになったとしたならばそれは逃げになる可能性があるでしょう。
会社を辞める時には、逃げの場合と卒業の場合があります。卒業の場合とは、一定の仕事をやりとげて目標達成した後その場所でやることがなくなった状態のことをいます。例えば、その会社にはいったときの目標があり、その目標無事に達成したならば無理してその会社にいる必要はありません。
この時は卒業で次の段階に行ってランクアップを目指すのが良いですが、きついのが嫌になり、それが辞めることにつながったとすればそれは単なる逃げになります。 逃げになったどのようなことが起こるかといえば、その人はそのハードルを越えていませんので別の会社に行っても同じようなことが起るにちがいありません。 もしそうだとすれば、わざわざその場から逃げる必要はないはずです。
いやになったとすれば、多くの場合心の中の葛藤に原因があると考えられます。
webデザイナーでどんな仕事をしたかったのか?
webデザイナーが嫌になったとすれば、いったいどのような仕事がしたかったのかを考えなければなりません。
それが明確になれば、そのまま続けるべきかそれとも退職をするべきかがわかってくるでしょう。
これはどこの会社に勤めていても同じになりますが、入社する前はやりたいことがあり希望に燃えていたとしても、実際に会社にはいってみて組織のしがらみの中に来てみると命令ばかりでやりたいことが不可能なこともあります。
それはある意味で修業かもしれませんが、だからと言っていつまでも一つの会社にしがみついていては本当にやりたいことをできないまま年をとっていくでしょう。
もしその会社の中で下手に肩書きなどを与えられてしまった場合には、ますますやめにくくなります。肩書きのためやありもしない安定のためだけに働くことになり、定年退職するころには本当に自分はこの人生で何をしたかったのか分からなくなってくるかもしれません。
そのような後悔をなくすためには、本当にやりたかったことをもう一度思い出し今の会社でとても出来なそうなればそろそろ脱出する準備をしなければならない頃です。
ただ、やめるといってもすぐにやめることができない人がほとんどですので、最低でも1年ぐらいの準備期間は必要と考えた方がよいでしょう。
これからずっとwebデザイナーとして働いていくのか
webデザイナーとしてこれからずっと働き続ける場合には、何かと不安がつきまとうはずです。安定していると考えて正社員になってみたものの、実際に正社員は安定しているものではありません。
確かにその時には安定したいたかもしれませんが、今のようなかのように移り変わりの激しい時代においては10年間で価値観が大きく変わってしまうことがあります。過去の日本で言えば、明治維新の時や昭和20年の戦争に負けた時が価値観が180度変わってしまったときです。
例えば明治維新の時ならば、明治維新前に10万石の大名目指していた武士がいたとすれば、そこから明治維新を経て10年経過した時にはその夢をあきらめざるを得ないでしょう。
すでに廃藩置県が行われており、石高で表す時代ではなくなっているからです。 このように、webデザイナーの正社員として働いていた場合も、これから10年の間に大きく価値観が変わり今の目標や夢が物理的に実現できない可能性が高くなります。
あるいは、実現することに意味がなくなる可能性もあります。そのようなことを考えて本当に今のままでやり続けるべきなのかを考えましょう。もし無理があると考えるならば、柔軟に対応する覚悟だけはしておくべきです。
将来は何をしたいか
将来何をしたいのかは、働く人にとって非常に重要なことになります。
多くの人は、社会人になってそこで忙しい毎日逃れてしまいその後夢を失ってしまう人がいます。将来何がしたいと考えるよりも、今現在やらなければならないことに追われており将来のことを考える余裕はない人が多いはずです。
このような状況の中で、明確に将来の夢をはっきりさせることは他の社会人に比べても一歩前に出ることができるでしょう。
ただし、突然将来何がしたいかを考えようといってもなかなか結果が出ないことも多いです。この場合には、時間をかけてじっくりと考える必要があります。焦った答えを出したつもりでも、後になって考えればなぜあの時このような答えを出してしまったのだろうと後悔をする可能性もあるでしょう。
このように考えるならば、半年でも1年でも時間をかけてよいので自分なりの明確な将来の目標を描くことが必要になります。 もしわからない場合は、インプットをすることが重要になります。
人間が何かをひらめくときは、インプットをすることが非常に重要です。なぜなら、ひらめくことは何らかの素材がなければ行うことができないからです。そこでインプットをしっかり行うことで、ひらめくこともあるでしょう。