webデザイナーという職種は小規模企業と大手企業だと業務内容や給与も全く異なってきます。
この記事では大手企業のwebデザイナーとして転職する為に必要な事を解説していきます
Webデザイナーでキャリアップを目指す人や異業種への転職を考えてる人に向けての最強ガイド
この記事の目次
大手企業のwebデザイナーに転職するには?
web業界の業務は多岐にわたっているため、小規模なサイトであれば一人ですべて担当することも可能ですが、大手の案件を扱う場合はデザイナー、コーダー、プログラマーなど複数人で分業して作業をすることになります。
転職の激しい業界のため、特定のスキルの技術者が足りなくなることも珍しくなく、入社したばかりは1つの作業に従事していたとしても、次第に業務の幅を広げて様々な業務に対応できる能力を磨いていかなくてはなりません。
転職に有利になる大きなポイント
転職で有利になるためにはどれだけ多くの業務をカバーできるかが重要になるのです。
コーディングであればHTMLやCSSの知識はもちろんのこと、JavaScript、Photoshop、イラストレーターなど他の知識やソフトを扱える技術があるかないかで、収入にも違いが出てくるでしょう。
特にアニメーションやインタラクティブなコンテンツ、動画制作ができる技術者は、業界的にも不足しています。
他者と差別化できるかが重要
HTMLの知識は取得するハードルはそれほど高くないため、転職でのライバルはたくさんおり、大手に就職するためにはどれだけ他者と差別化できるかが重要です。
Web業界は1年中仕事が多いわけではありません。仕事が少ない月もあれば繁忙期で帰宅が困難になることも珍しくありません。特にベンチャー企業で少人数で回している会社では、繁忙期の業務をカバーできるだけの人がおらず、連日徹夜作業になってしまうこともあります。
広告予算を決算前に使い切ろうとする動きの多い2月や3月が繁忙期となり、この時期になると社内では回しきれないような量の仕事が入ってくることもあります。
広告予算を使い切ろうとする企業の中には大手企業も多数あるため、たとえ会社がベンチャーだとしても大手企業のサイトに携わる機会は多くあるでしょう。
こうした過酷な労働環境を経験した人の多くは、より良い条件で働ける大手のWeb制作会社に転職をしようとします。
入社する制作会社によって得意とするページに特色がある場合もあります。アニメーションが得意な会社、クールなデザインが得意な会社、奇抜なデザインが得意な会社など、会社によってさまざまです。
ベンチャーでは会社の特色に合わせてセンスを磨くことができますが、大手に就職するのであれば様々なクライアントの要望に応えられるよう、臨機応変な対応力も必要となります。
業界的に見てもWeb制作会社で大人数の会社はそうありません。
web製作会社の大手企業の基準は?
100人以上の従業員がいる会社はすでに制作会社としては大手としてみても良いでしょう。大人数であれば社内でWebに関する様々なサービスに対応することもできます。
Webページは作ったあと、ユーザーの訪問数の動向やクリック数を調査してクライアントにWebページの効果を報告するカスタマーサービスを提供することもあります。
検索サイトでできるだけ上位に食い込めるよう、SEO対策が必要になることもあり、大手のWeb制作会社に依頼をしてくるクライアントの多くはこうしたアフターケアまで望んでいます。Webデザイナーは単純にページを組み立てればよいというのではなく、サイトの効果を高めることができるような設計やのちの更新の利便性を考えた作りを心掛けなくてはなりません。
HTMLのコーディングの方法によっては、見た目的には同じサイトでも検索サイトの上位に食い込めるものとそうでないものにわかれ、大手に就職するのであれば、HTMLやWebを実現するために必要な技術、知識だけでなく、アフターケアまで考えた美しい設計ができるようにならなくてはなりません。
大手の会社でも繁忙期は存在する
大手の会社であっても繁忙期は存在します。
その時期には普段の何倍もの仕事が入ってくることもあり、会社によっては徹夜になってしまったり休日出勤が必要になることもあるでしょう。
ベンチャーでは時間外労働の給料など、労働基準法を守れていない会社が存在するのも事実です。大手に入る場合は残業に関する決まりや出社時間、代休のルールなどがしっかりしているか確認しておくことも大切です。
体力勝負な部分もある業界ですので、定時出社、定時帰宅を望むような人にとってはなかなか難しい業界でしょう。また、Web制作はインターネット環境とパソコンさえあれば自宅でも仕事は可能です。
プライバシーマークを取得していて個人情報の保護が厳しい会社では難しいこともありますが、自宅勤務可能な案件の場合は自宅に制作環境があるかどうかで働きやすさに違いがでてくることもあります。
スキルがある人はガンガン転職しキャリアップを狙うべし
Webデザイナーは何度か転職を繰り返してキャリアアップを目指す職種ですので、初めて就職した会社に居続ける人の割合は非常に少なくなっています。
転職をすることによって実績が認められ、給料が大幅アップすることもあります。
大手に入るためにはどれだけ実績を積んでいるかが重要なので、日ごろから制作したサイトのポートフォリオなどを作り、自分の技術力をアピールできる資料を残しておくと良いでしょう。