これからWebデザイナーの就職を考えていて転職をする場合、未経験者だと厳しいとも言われています。
だって誰でも未経験からWebデザイナーになれるからよ✨
- 未経験からWebデザイナーに就職はできないの?
- なぜWebデザイナーの就職・転職は厳しいのか
- こんな人がWebデザイナーに就職する上で有利
今回はWebデザイナーの就職事情にスポットをあて紹介していきます。
未経験でWebデザイナーを目指したいが何から始めたらいいか分からない人は「【完全版】未経験からWebデザイナーを目指す為の最強ガイド」に一度目を通して見て下さい。
この記事の目次
未経験者だとWebデザイナーの就職・転職が厳しい4つの理由
- Webデザイナーは技術職だから
- 企業に新人を育てる余裕がない
- 一人前になるまで時間がかかる
- Webデザイナーになりたい人が多い
1.Webデザイナーは技術職だから
これはWebデザイナーだけでなくほかの技術職でも実務経験がないと難しいことは一緒です。
Webデザイナーの仕事は、サイト構成企画とレイアウトとデザインの作成、コンテンツ作成と準備そしてコーディングがあり、全て一人だけで行なう人もいますがほとんどは分業になります。
👇Webデザイナーの仕事の内容が気になる人はこちらの動画をご覧下さい👇
2.企業に新人を育てる余裕がない
ほとんどのWEB・IT業界の会社は即戦力を求めており、将来の為に1から育てていこうと考えているところは少ないでしょう。
全くの初心者がデザインの基礎、コーディングを覚えるのに飲み込みが早い人でも1〜3ヶ月は掛かるでしょう。
仮に1年経験を積んだからといってそこは人によって伸びしろがあるので1年やれば一人前になれる職でもありません。
途中でヤメてしまうリスクもあります。
つまり一人前のWebデザイナーを育てるのにコストが掛かるわけです。
そんなリスクを背負ってまで新人を育てる気は無いのでどこの会社も実務経験者を求めるのです。
3.一人前になるまで時間がかかる
時折、Webデザイナーの求人では「未経験OK」と記載されている会社もあります。
ですが、これはWebデザイナーとして働いた経験がなくても良いという意味であって【全くWebデザインのスキルがない未経験でもOKという意味ではありません】
Webデザイナーとして就職するのであれば、まずはWebデザインを学ぶ必要があります。
Webデザインのスキルは誰でも学ぶ事ができるものですが、習得には時間がかかります。
学べる時間がない人は半年〜1年以上かかる事もあります。
中には学習の途中で挫折してしまう人もいて、就職できるレベルまでこぎつけないという場合も珍しくありません。
最後までキチンと学習したいならWebデザインの専門スクールなどで強制的に学習スケジュールを入れるなど、勉強を続ける工夫が必要です。
デザインスクールは学費がかかるので、できるだけお金をかけたくないのであれば独学で勉強しましょう。
4.Webデザイナーになりたい人が多い
Webデザイナーは昔から人気のある職種で、
年々、IT関係の仕事の人気度は上がっています。
そのため、Webデザイナーになりたい人が多く、結果として倍率が高くなっています。
また、最近ではフリーランスでの働き方も注目されています。
Webデザイナーやエンジニアは実力さえ付ければパソコン1台さえあれば何処に居ても仕事ができます。
「自由に旅をしながら仕事がしたい」
「今働いてる会社より収入を上げたい」
「子供が産まれてからも自宅で働きたい」
そういうった理由でフリーランスを目指す人が多いです。
実際、フリーランス専門のエージェントがあったりと、【ノマドワーカー】【パラレルワーカー】と呼ばれるフリーランスが急増中です。
こんな人がWebデザイナーに就職する上で有利
- ソフトの基本操作やコーディングができる人
- デザイン知識、デザインの経験がある人
- コミュニケーション力がある人
- やる気・熱意がある人
1.ソフトの基本操作やコーディングができる人
未経験でもコーティングやコンテンツ作成と一緒に行なうこともあり、正社員だと経験がなくてもこの仕事を任せてもらえることも多いです。
Webサイトのデザインはソフトを使い作成しますが、HTMLやCSSの仕様も考える必要があります。
レイアウト作成はサイト制作の中でも重要でヘッダーやフッター配置、メニューやサイトマップなど全体的な構成を決めていきます。
この仕事はデザイナーだけでなく、クライアントやWebディレクターと打ち合わせをして決めます。
このときの内容がサイト構成のベースとなり、デザイナーは一緒にコーティングも覚えたほうが有利です。
HTMLやCSSではフォローしきれない部分はJavaScriptで記述していき、中でも「JQuery」は必須といわれているものです。
これを活用することで表現にも幅が広がり、クライアントへの企画提案にも活かせるので就職活動をするときには学んでおいた方がよいです。
2.デザイン知識、デザインの経験がある人
いくつかの提案を出して直ぐに要望や変更に対応が出来るようにするすばやさが欠かせません。
デザイン力は経験を積むことでも上達していきますが、アイデアを出しやすい方向性を先に自分で把握しておくことが大切です。
適正度を高めるには自分の得意分野を伸ばしていってから、少しずつ苦手な分野をカバーできるようにしていくのが望ましいです。
では、デザインの知識やスキルはどうやって身に付けるかと言うとこれはもう勉強して習得するしかありません。
独学や民間スクールでも十分デザインのスキルを習得できます。コーディングやソフトの基本操作なども大切ですが、デザインの基礎は体に染み込ませるぐらい覚えないといけません。
“全てのデザインには意味がある“って言われてて、
センスなんて必要ないし知識と経験でデザイン力が高い物を作れるの。
センスが必要なのはデザイナーというより、アーティストね。
>> 本当は教えたくないwebデザインを独学で勉強する5つのステップ
3.コミュニケーション力がある人
Webデザイナーといえば、パソコンとずっと睨めっこしているイメージがありますが、実は人と関わることもあります。
ディレクターからおりてきた仕事を、Webデザイナーがデザインし、コーダーが制作します。
そこで、意思疎通がちゃんとできる人の方が好まれます。
もちろん人によりますが、Webデザイナーは職人気質のタイプが多く、コミュニケーション力が高い人の方が少ないです。
それ故に、コミュニケーション力のある人が余計に際立って、優位になってきます。
4.やる気・熱意がある人
もはや最後は根性論。
「やる気」や「熱意」は相手に伝わるものです。
熱意が伝われば未経験でも雇ってくれる企業は必ずあります。
ではその熱意をどうやって伝えるか。
それがポートフォリオサイト(自分の作品)です。
未経験というだけで不利な業界、ならば自分の実力を見せつけるしか方法はありませんよね。
未経験だけど自分はこんな事ができる、こういった技術を学んできたとアピールできます。
自分の作品が1つも無いのに求人に応募しても採用される事はまずありえません。
どんなポートフォリオサイトを作るべきか?
自分がよくみるサイトを作ってみるとか、有名なWEBデザイナーさんのWEBサイトを真似して作ってみるとか、地元の商店のサイトを作ってみるとかなど様々です。
自分がこういうったサイトを作れる、スキルがある、強みがある、をアピールできるのがポートフォリオサイトです。
色々と考える前に一度作ってみて下さい。
Webデザイナーは努力を重ねていくことで初めて認められる
とても華やかな仕事に感じますが、実際は地道に努力を重ねていくことで初めて認められます。
けして甘い世界ではなく厳しい仕事ですが、諦めずに積極的に実績を重ねていくことで就職や転職でも有利になっていきます。
経験がない場合でも、バイトから初めて簡単な作業から覚えていくことがステップアップに繋がります
実績と経験がものをいう世界
Webデザイナーには、
学歴や職歴は関係ありません
専門学校に通わなくても独学でWebデザイナーに就職している人もいます。
企業が求めるWebデザイナーは、仕事ができるWebデザイナーです。
学歴や職歴より、現在の実力が重視されます。
だから、Webデザイナーの面接ではポートフォリオが自分の実力をアピールできる一番の武器になるのです。
考えてみてください。
「一生懸命頑張りました!でも納期には間に合いませんでした!」
本人は仕事を一生懸命頑張った所で、納期を守れない・仕事ができないWebデザイナーは会社にはいりませんよね?
いかに決められた期限の中でクライアントの求めるサイトを制作できるかが大事。
納期をすぎてしまうという事はクライアントからの信用問題にも関わってきます。
だから、Web業界は実績と経験がものをいう世界なのです。
労働環境の過酷さで辞める人が多い
せっかく未経験からWebデザイナーになった場合でも、労働環境が過酷であるために仕事をすぐにやめて転職を繰り返す人もいます。
未経験者が最初の就職先として選ぶ事の多いWeb制作会社は、全体的に見ても労働環境が過酷です。
残業は当たり前、納期前には休日出勤や泊まり込みが重なる事もあります。
少人数で働いているベンチャー企業も多く、1人あたりの仕事量が増えて負担が大きいのもキツイ理由のひとつ。
未経験者がにとっては短期間で経験値が積めるため、今後のキャリアを考えるとWeb制作会社での経験はとても重要で貴重です。
経験のために覚悟を決めるか、できるだけホワイトな企業を転職エージェントなどの専門家に探してもらうと行った準備も必要です。
スキルや実績を上げると転職もしやすい
サイト構成企画が出来る人はやはり転職もしやすく給与も高いです。
求人サイトの年収などを確認してみると年収300万円から500万円ぐらいです。
年収300万円から350万円の仕事はコーティングとコンテンツ作成と準備で、実務経験を積むことで作業もしやすくなり未経験者でも就職はしやすいです。
よくバイトや派遣社員の募集もあるので、転職を考えているなら派遣やバイトなどで経験をしておくとよいかもしれません。
コーディングはHTMLやCSS、JavaScriptを使いWebページを作成していきますが、使うエディタはそれぞれ人によって違います。
コンテンツの作成と準備ではページで使用する素材を用意し、例えば画像やFlashなどがあります。
ソフトを使って画像を加工や作成しますが、この作業も実務経験を積んでいけば誰でも出来て、外注も可能なので給与はそれほど高くありません。
未経験でも始めやすい作業なのでここで実績を積んでいくのがおすすめです。
年収が350万円から450万円の仕事は、Webサイトのデザインやレイアウトの作成が主で一番Webデザイナーらしい作業でもあります。
webデザイナーからwebディレクターへ転職
サイト企画の経験を積んでいくと、Webディレクターへの転職も可能になり管理能力やマーケティングスキルを上げることでステップアップも可能です。
サイト構成企画では、最初のどのようなサイトを作成し訪問者はどんなユーザーを想定し、サイト名やコンセプトなどクライアントとディレクター、営業たちと一緒に行っていきます。
ここで決めた内容にあわせて作業をしていきますが、サイト構築ではクライアントの要望や変更にあわせて柔軟に対応しなければなりません。
未経験からWebデザイナーの就職・転職は厳しくない
- 技術職であり企業が即戦力を求めるから未経験にとっては追い風
- しかし、決して未経験からWebデザイナーの就職・転職は厳しくない
- 必要最低限の知識、スキルがあれば未経験でも雇ってもらえる
- 最終的には本人のやる気と熱意が大事
未経験者なりに自分のアピールポイントをたくさん作ろう
明確な目標をもつ事が大事です。
例え、未経験で実務経験がなくても『熱意』があれば未経験でも必ずWEBデザイナーになれます。
未経験だと最初は何から何まで大変だと思いますが、諦めずに頑張って下さい。
この記事を読んでWebデザイナーになりたいという気持ちが強くなった人。
最後にWebデザイナーになる為の3つのステップを教えるわよ☝
- 転職サイトに登録する
- Webデザインの勉強をする
- 面接用のポートフォリオサイトを作る
とりあえず一歩前に踏み出したい人は転職サイトに登録しましょう。
そして、未経験であればWebデザインの勉強をしなければいけません。
詳しくは「【完全版】未経験からWebデザイナーを目指す為の最強ガイド」もチェックして見て下さい。
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さらにスカウトメールや自己分析ツールがあるから、今の自分がどのぐらいWebデザイナーに適しているのか客観的にチェックする事も出来ます。
ここまで言われて行動出来ない人は正直Webデザイナーにはなれないわよ
頭で考えるより、とにかく行動する事が大事。
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